Vision 目指す社会
全ての家庭が安心して
暮らせる社会
Mission 存在意義
子どもと家族の成長に合わせた
暮らしやすい環境を創る
Value 価値
自ら違和感・暮らしづらさを
見つけて行動します
「不本意な進学先を選択せざるを得なかった」
「子どものことを誰に相談したらいいかわからない」
「本人も周囲も障害特性を理解できず学校に行けなくなった」
わたしたちは家庭の経済力や障害を理由に、学校生活に生きづらさを感じている子どもたちとその保護者に対し
学習支援の専門集団
一人ひとりの子どもや家庭に寄り添う専門集団
として0歳から中高生までの切れ目のない支援を行っています。
代表メッセージ
人は違っていい
「全ての子ども・若者が多様な価値観に出会い、自分を認めて生きていって欲しい」
中学・高校・大学の画一的な教育に疑問を抱き、海外の教育現場を見たいと日本語教師の資格を取り、オーストラリアでインターンした日々。海外20数か国での生活、旅をして考えたことです。
そして「社会のためになる事をしたい」と思う学生の多さに感銘を受けました。
私が旅する中で1番多く訪れたインドでは、大人も子どもも出会う人は皆貪欲に生きていて、その姿を見て小さな事に悩んでいる自分が本当に馬鹿らしくなりました。
自分が信じる道を行けばいい。そして人の役に立つことをして生きていきたい、そう強く思うようになりました。
代表 不破牧子
何が問題か?
私が中学生・高校生だった頃、家庭の経済力を理由に進学を諦めていた友人がいました。今もなお、経済的な理由で学業の道をあきらめなければならない若者がたくさんいます。
また、発達障害があることで学校の授業のやり方に馴染めず、自分に自信を失くしている子どもたちがいることを、父が自宅の庭で40年近くやっていた小さな塾「自在塾」で知りました。
日本の子どもの6人に1人が貧困、発達障害の小中学生は約60万人、全国では12万人近くの不登校の小中学生、ニート・フリーターは約90万人にものぼると言われています。
皆さんはこの数字を聞いてどう思うでしょうか。
「自分の身近にはそういう子が居ないからよくわからない」そう思うでしょうか。貧困家庭に生まれた子、発達障害がある子、不登校の子、彼ら彼女たち自身に何か問題があるのでしょうか。
そうではありません。
アメリカでLD(Learning Disability:学習障害)やディスレクシア(読み書きのLD)や高機能自閉症の子ども・若者は約20%も存在すると言われています。
アメリカの学校ではパソコンを授業に持ち込んでノートとしてメモを取ることや、グループ学習などが当たり前のように行われています。
授業中におしゃべりをしたり、立ち歩いたり、人のノートを見たり。日本の学校では問題視されて「迷惑な子」と思われる行動が、日本以外の学校ではごく普通に行われています。
障害は社会の側にある
日本の学校では、大多数の人と違う行動を取ると生きづらい現状があります。進路を選択する際、家庭の経済力が大きな決め手となり得ます。それらによって多くの可能性が閉ざされています。
でもこのシステムは、当事者たちでは気付きにくく、気付いても自分の力で変えることは難しいのが現状です。
この現状を変えるために私たちは、塾や保育園、コミュニティスペースという現場で子ども・若者が安心して学べる環境を創っています。
まだまだ道半ばですが、気付いた人と一緒にムーブメントを起こしていきたいと思っています。
適切な学びの機会や周囲からの理解を得らないことで生きづらさを感じ、将来の可能性が閉ざされるのではなく、全ての子どもたちが多様な価値観に出会い、安心して学び生きていける社会を目指して。