工房の取り組み

●ダイバーシティ工房代表 不破牧子のメッセージ

代表メッセージ(上見出し

 

 

代表メッセージ(縦ライン緑

わたしたちが目指すのは
「家庭の経済力を理由に
可能性が閉ざされる社会」ではなく
「多くの進路・選択肢をもてる社会」です。

ダイバーシティ工房が創るのは
「人と違う行動を取ると生きづらくなる社会」ではなく
「全ての子どもが多様な価値観に出会い、安心して学べる環境」です。

自在塾の取り組み(横ライン細人は違っていていい自在塾の取り組み(横ライン細

全ての子ども・若者が多様な価値観に出会い、自分を認めて生きていって欲しい。
海外20数か国で生活し、旅して考えたことです。

中学、高校、大学の画一的な教育に疑問を抱き、海外の教育現場を見たいと
日本語教師の資格を取りオーストラリアでインターンをした日々。
そこで見たこと、学んだ事は「人は違っていていい」ということ。
そして「社会のためになる事をしたい」と思う学生の多さに感銘を受けました。
私が旅する中で1番多く訪れたインドでは、大人も子どもも出会う人は皆貪欲に生きていて、
その姿を見て小さな事に悩んでいる自分が本当に馬鹿らしくなりました。
自分が信じる道を行けばいい。そして人の役に立つことをして生きていきたい、
そう強く思うようになりました。
新卒で勤めた会社を辞めて、始めたのは「学校生活に心配のある子ども達への学習支援」です。

代表メッセージ(何が問題か

私が中学生・高校生だった頃、家庭の経済力を理由に進学を諦めていた友人がいました。
今もなお、経済的な理由で学業の道をあきらめなければならない若者がたくさんいます。
また、発達障害のせいで学校の授業のやり方に馴染めず、自分に自信を失くしている
子ども達がいることを、父が自宅の庭で40年近くやっていた小さな塾で知りました。

この現状を変えるために、私が始めたのは
高校中退予防のための全日制進学のための学習塾、
そして発達障害をもつ小中学生に特化した障害福祉事業です。

 日本の子どもの6人に1人が貧困、発達障害の小中学生は約60万人、
全国では12万人近くの不登校の小中学生、ニート・フリーターは
約90万人にものぼると言われています。

皆さんはこの数字を聞いてどう思うでしょうか。
自分の身近にはそういう子が居ないからよくわからない、そう思うでしょうか。

貧困家庭に生まれた子、
発達に凸凹がある子、
不登校の子、
彼ら彼女たち自身に何か問題があるのでしょうか。
そうではありません。

 

代表メッセージ(変えるつくる

アメリカでLD(Learning Disability:学習障害)やディスレクシア(読み書きのLD)や
高機能自閉症の子ども・若者は約20%も存在すると言われています。
しかしアメリカの学校ではパソコンを授業に持ち込んでノートとしてメモを取る事や、
ノートテイクのボランティア、グループ学習などが当たり前のように行われています。
授業中におしゃべりをしたり、立ち歩いたり、人のノートを見たり、日本の学校では
問題視されて「迷惑な子」と思われる行動が日本以外の学校ではごく普通に行われています。
不登校の子は学校の授業や、人間関係の作り方に馴染めないだけかもしれません。
その背景には親の離婚や仕事の不安定さから家庭関係が不安定になっているのかもしれません、
また物事を認識する力が他の大多数の人と少し違うだけかもしれません。
日本の学校では進路を選択する際、家庭の経済力が大きな決め手となったり、
大多数の人と違う行動を取ると生きづらい現状があります。
そしてそれによって多くの可能性が閉ざされているように感じます。
でもこのシステムは、当事者たちでは気付きにくく、
気付いても自分の力で変えることは難しいのが現状です。

この現状を変えるために私たちは、
塾という現場で子ども・若者が安心して学べる環境を創っています。

 


●低所得の家庭の子どもたちへ
 低学力、低学歴、低所得というサイクルを繰り返さないために、
 中退率の高い定時制へ進学をせず全日制の高校へ行ける学習支援
●不登校の子どもたちへ
 高校を中退してしまった若者向けの高卒認定サポートと就職支援
●発達障害をもつ子どもたちへ
 ひとり1人にあった個別の学習支援

私たちが目指すのは、全国どんな地域でも1人ひとりにあった学習環境を創ることです。
まだまだ道半ばですが、気付いた人と一緒にムーブメントを起こしていきたいと思っています。
全ての子ども達が環境に関係なく多様な価値観に出会い、安心して学べる環境を創るために。

NPO法人ダイバーシティ工房 理事長 不破牧子