一緒に働く

学校でも家庭でもないサードプレイスを創りたい

 

スタジオplus+ 副教室長

 

学校、児童相談所での勤務で感じた第3の場所の必要性

 大学では教育学を学びました。大学院に進学し研究活動を続けながら、中学校・高等学校の非常勤講師として勤務しました。その後、児童相談所に勤め、学習指導員として、様々な背景をもつ子どもの学習支援にあたってきました。

 学校や家庭で困難を抱える子どもと関わる経験を通して、学習支援の必要性とともに、学校や家庭ではない、第3の場所(サードプレイス)としての場づくりにも関心を持ち始めていました。学校生活になじめないという子どもたちにとって安心して過ごせる場を用意することは、子どもたちを支援する上で欠かせないものだと感じたからです。

採用説明会で自分が働くイメージが湧いた

 児童相談所からの転職を考えていた頃、NPOの存在やスモールビジネスに興味がありました。アメリカへの旅行を通して、社会問題やまちづくりに様々な市民活動が関わっていること、利益よりも自分たちの理想や公益性を重んじる「スモールビジネス」の存在を肌で感じ、自分自身もそのような場で活動をしていきたいという気持ちが強くなっていたんです。

 そんなとき、以前「日本仕事百貨」でダイバーシティ工房の記事を読んだことを思い出しました。「地域に根ざした学び舎」というフレーズが印象に残っていました。再度HPを見てみたところ、ちょうど求人が出ていたんです。これまでの自分の仕事とのつながりとともに、HPにあった5年後のビジョンを読んで先のことまで見据えて活動をしているのはいいなと思って、説明会に足を運んでみました。

 説明会に行って、オープンな雰囲気で小さいながらも面白い活動をしているという印象を持ちました。発達障害、貧困の分野はこれまでやってきたことなので、不安はあまりなく、エントリーしました。数回の面接、授業見学もありました。採用の過程で、何度か教室に足を運ぶうちに職場の雰囲気もわかり、自分が働くイメージができたので、入社を決めました。

母校の遠泳合宿で学んだこと

 高校2年の頃より、母校の中学校の遠泳合宿にコーチとして参加をしています。今年も参加をしてきました。全校生徒が参加する伝統行事で、千葉県の館山で6日間の合宿が行われます。中1から中3の生徒が集団生活の中で、3キロ、6キロの遠泳を目標にした合宿です。中学生の時は、生徒として参加してきましたが、高校生になってからはコーチとして参加するようになりました。

 集団指導とともに、生徒一人一人の目標達成に向けて、生徒とともに活動していく体験は、自分自身を成長することにもつながっているように感じています。卒業生もたくさん参加しているので、高校生から50代の社会人まで幅広い年代の人が集まって、同じ目標に向かって活動する場となっています。異年齢の人が集まって、1つの目標に向かって活動することや、色んな人と関わりながら人間関係を学べるのがいいなと思って参加し続けています。

教育×異業種のコラボを実現していきたい

 趣味は、ランニングやアウトドアです。他にもいろんなことに興味があって、挑戦してみたいと思っています。今まで比較的時間の自由が効く職場ではたらいてきたので、プライベートでは、マイペースに好きなことをやってきました。中学・高校と、自由な校風の学校に行っていたこともあって、周囲の友人や先輩も、自分で会社をやっていたりフリーで働いていたりと自分のペースで仕事をしている人が多いんです。

 ダイバーシティ工房で働き始めてまだ半年ほどですが、以前より忙しくなり、スタジオplus+の副教室長として管理系の仕事も増えました。大変になった部分もあるけれど、働きながらNPOや市民活動、スモールビジネスといったものについて、もっと学んでいきたいですし、今後新しいことを企画して提案できるんじゃないかという予感もあります。

 やってみたいのは、アウトドア系のイベント、農業や芸術といった他業種とのコラボとかです。仕事だけでなく、プライベートで経験してきたことも役に立てていくことができるのではないかと思っています。子どもと一緒に活動しながら、成長していけるようなことがしたいと思っています。学校や家庭の中だけではできないような企画を提案できたら、自分がそうだったように、子どもたちにとってすごく良い学びになるんじゃないかと思うんです。

応募者へのメッセージ

 ダイバーシティ工房は、学校生活に困難を抱える子ども達を早期に発見し、適切な教育環境を整えることをミッションに活動をしています。そのために、自分ができること、やってみたいことの方向性が一致していると感じた方はぜひ応募してください。まだ、若い組織ですが、その分ひとりひとりのアイデアや企画が活かされるチャンスも多いです。自分の理想としている働き方とか、ライフスタイルとかを実現するために、転職を考えている人もいると思います。一緒に働きやすい職場を作っていきましょう!


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